2006年2月15日 馬場利子
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≪食品一口メモ≫ ・冷たくなっても肉のように臭いが気になったり、味が落ちたりしないので、常備食としても便利です。 ・翌日のお弁当にも使えるように、味はやや濃くなっています。 砂糖は好みで減らして下さい。 |
「私たちは何をしてきたのかしら」 アメリカによる空爆が始まった日、悲しさのあまり仲間の前で泣いてしまった。 いのちの尊さや共生を子供たちに説いたところで、とりあえず自分のみが安全ならいいやという大人たちのズルさを子供たちは見ているのではないか…。 呆然とする私の肩に仲間の暖かい手。 周りの人たちが必死で動き始めていた。 “空爆ではなく水と食べ物を…”と「アフガンいのちの基金」に合流した。 1日約5円で1人三食分のパン代になる。 「プラムフィールド」(二年前に始めたオープンスペース兼リサイクルショップ)を訪れる人一人につき5円を、売上から基金へカンパを始めた。 冬物衣料をアフガンに送る活動にもつながった。 せめて飢えと寒さで涙を流す人がないように…。 誰もが祈りながら動いている。 力が正義ではなく、愛がすべての悲しみを包んでくれると信じて…。そんな毎日、食事のしたくはやっぱり三度三度めぐってきます。 今月は、私の創作料理の中で一番簡単な一品。 仲間たちにも浸透し、各家庭の味に変化しています。 分量はやや濃い味になっていますので、砂糖を減らすなどしてみて下さい。 暖かな台所もまた、いのちを想う場です。 月間湧2001’12キッチン発③より
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