日本ミツバチの蜂蜜は静岡産!!

馬場利子 - 食べもの
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2006年11月13日 通信号外

天然・古来からの健康食品・・・プラムフィールドに舞い降りた
生産・取扱者は牛妻の西沢初美さんです。
全くの趣味で行っているため、一般には販売していないものです。

 

★ この蜂蜜は日本ミツバチの蜂蜜で、西洋ミツバチの蜂蜜と違い、1年に1回だけ蜂蜜を採取します。(この蜂蜜は、秋10月に採取したものです)

★ さらに蜂蜜を搾るにはミツバチの巣ごと採取して、巣をつぶし、容器に入れて垂らして取る、
古来からの通称「たれ蜜」と呼ばれる蜂蜜です。

★ 採取して、搾って得た蜂蜜であるため、熱を加える等の加工はいっさいしていないことから、
寒くなると固まり、春になり、気温が上昇すると蜂蜜が自然に発酵します。
発酵すると瓶のふたから蜂蜜があふれることから、冷蔵庫で保存するか、常温で保存する場合は7分目くらいまで瓶から蜂蜜を取り出しておけば、発酵しても瓶からあふれることはありません。

★ 発酵の作用は、蜂が花から蜜を採取する際、一緒に自然界にある酵母菌・麹菌など
有用な菌が暖かくなると自然発酵するためです。
発酵した蜂蜜も、糖度が高いため蜂蜜としての作用は変わりありません。

★ なお、日本ミツバチは集蜜能力が西洋ミツバチより少なく、
蜂の巣も自然に作る巣であり、1箱から採取される蜂蜜は(箱によっても増減はありますが)
多くて1升から2升あればよい方で、蜂の冬越しのため多くは採取できません。

★ 自然界の甘みを堪能してみてください。

ありがとうございます。by 西沢初美

 

【蜂蜜あれこれ物語】

 おばあちゃん子だった私は学校の長期休みには山あいの祖父母の家で過ごすことが常で、 40年前の山村の暮らしは自然そのもの。
冷蔵庫もスーパーも薬屋さんもない当時、山の幸・健康食品のひとつが地蜂の巣から集めた蜂蜜。
祖母は毎夜就寝前に大事そうに壷を出してスプーン1杯の蜂蜜を摂るのです。
「婦人病予防の薬だよ」と言って、子供の私は見るだけ。
でも私が風邪をひいたり、冬になって肌がかさかさしてくると「一番の薬は栄養だからね」と私にもスプーン1杯を口の中に入れてくれるのでした。祖母の肌はツルツル。
その蜂蜜は複雑なほろにがい甘みは子ども心に本当の薬だと思ってました。

 

その蜂蜜の栄養は実は!! 今、注目のプロポリス!!だったんです。
プロポリスはミツバチの巣を守るために作る物質。
巣ごと蜂蜜を集める昔ながらの日本蜂蜜はこのプロポリスが多く含まれるのです。
(市販の蜂蜜は蜜だけを採るので、プロポリスは含まれて居ません。)

 

プロポリスは・・・

「フラボノイド」をはじめとして「各種ビタミン」「ミネラル」など健康に有用な成分を多く含んでいます。

・・・・自然は天才!

市販の蜂蜜は異性化糖などが添加されていたり、粗悪なものは水あめに色をつけたものもあります。
また、量産蜂蜜は加熱処理がしてあるため、天然の酵母やビタミンは壊れているので、昔ながらの健康補助食品としての効用はありません。

by 馬場利子

最終更新 2011年 8月 21日(日曜日) 11:55