種の集め方と豆知識

支援活動・協働企画 - 砂漠の緑化
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1999年12月8日

種の集め方

  1. 水洗いし、ぬめりや糖分を洗い流します。
  2. 洗った種は、種どうしが重ならないように新聞紙か竹ざるの上にのせ、
    1週間くらい風通しのよい日陰で乾燥させます。
    よく乾燥させた種は、サラサラとした感じになります。
  3. 種は種類別に分け、使用済みの封筒などの紙製の袋に入れ、植物名を記入します。もしカビが生えてしまったら…
    もう一度水洗いをし、石ケンなどででカビを洗い流してください。


≪ 種の送り先、問い合わせ≫遠方の方は、直接お送りください。
〒134-0088 東京都江戸川区西葛西3-14-15-1408 本間 裕子さんへ

 

 種を集める時の豆知識

 

よくある質問
粘土団子って何?
種を粘土質の土と混ぜ、団子状にしたもの。

どうして粘土団子なの?
粘土団子を蒔くと、その場に適した種が、適した時期に芽を出す。
粘土に守られた種は水を求めて、地下深くまで根を伸ばし、大地に根付いた植物が育つ。
また、地表が緑に覆われれば地温が下がり、もともとあった種が目を覚ます事もある。

どこの砂漠に蒔くの?
現在は世界各地でいろいろな理由で砂漠化が進んでいる。
今までにインド・タイ・中国・アフガニスタン・アフリカ・ギリシャなどに蒔いてきた。
1999年より本格的に呼びかけを初め、500種・20tの種を集めた。

誰が呼びかけているの?
自然農法の父と呼ばれる福岡正信氏の考案。
現在は高齢になられた福岡さんに代わり、本間裕子さんが活動を支えている。

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