就学時の購入品(かずのおいこ)の見直しを求める陳情書

さんすうぼっくすの使いまわし - 再検討を求める陳情書
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1997年(平成9年)12月1日
静岡市城東町 馬場利子

静岡市議会議長

  私たちは、日頃より、ゴミ問題や環境問題に関心を持ち、生ゴミの堆肥化や、
リサイクルの推進、消費の見直しなどを行っている者です。
その中で、小さな事ではありますが、毎年就学時の準備の時期になると
「かずのおけいこ」の購入が話題になります。
数に慣れ、基本的な計算を習得するための「おけいこセット」ですが、これは

  1. 使用期間が短く、使用回数も各学校、先生により極めて少ない場合もある物品であること。
  2. 毎年、少しずつ規格が変わるため、使い回しがむつかしいセットであること。
  3. 学校で使わなくなった後、家庭ではほとんど利用しない品であること。
  4. セット全品を一時的に使う事はなく、学校備品で充分活用できる品であること。
  5. 素材にプラスチック製のものも含まれ、短期間の使用で捨てられ、リサイクルが効かない品であること。

などの点で、ごみ減量、あるいは大量消費、使い捨てが見直されている現在、
学校教育の場でも、率先して、監修による児童宛ての購入を見直してくださいますよう、お願いいたします。

最終更新 2011年 8月 06日(土曜日) 10:27