1999年5月7日
馬場利子
皆さん、プラムフィールドってご存知ですか?
幼い頃から読書が大好きだった私が最も愛した本の1つにオルコットの「若草物語」があります。美しい4姉妹の物語の物語を皆さんも一度は読まれたことでしょう。
その次女ジョーが作家を目指し、ローリーの求愛を後に旅立った、その後について書かれた物語に私が出会ったのは、成長し高校生となった時でした。
「プラムフィールドの子供たち」「プラムフィールドの青春」
自分自身の人生に向けるジョーのまなざし、それは全く同じように周りの人にもやさしく愛情深いものでした。
・・・大人になったら、こんな風に生きたい。
こんな風にあらゆる子供たちと接したい・・・。
プラムフィールドに集う人々の豊かな愛・・・。私の30年の夢でした。
30年間、私のまだ見ぬプラムフィールドから吹いてくる風を胸に過ごした私にとって、このスペースが ~皆さんと共有する“夢”と“暮らし”“愛”のプラムフィールド~ になったらいいな・・・と思っています。静かだけれど決して受身でない女性たち・・・。そんなプラムフィールドの女性たちは、子供たちからも男性からも慈しまれ、人生を花開かせてゆきます。
どうぞ、御いっしょにプラムフィールドの風に遊んでください。
プラムフィールド通信・第1回巻頭エッセイより