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県・市政うぉちんぐの会

要望書提出20100119

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2010年1月19日

 

静岡県知事 川勝 平太殿

 

東静岡地区の利用について、静岡市と協議会を設置する件に関する要望書 

過日の新聞発表で、知事は静岡市より要望が上げられた「東静岡地区に多目的アリーナの建設を目指して協議会を持つ」件に関して、草薙の県立体育館立替をめざし、多目的アリーナの建設を考えていないと明言されたと知りました。

私たちは、市民財政学習会を続ける中で、静岡県や市が大型公共施設の建設を続ける財政支出に不安を持ってきましたので、知事の公共事業の見直しの姿勢に、大きな共感と歓迎の意を表します。まさに川勝知事ならではのご判断だと、県民の多くが『県政が変わっていく』期待を新たにしたと思います

その上で、知事が、静岡県と静岡市で「東静岡地区の利用に関する協議会を設置する事」に同意されたという報道に対して、以下の2点のお願いをさせていただきます。

 

(1)東静岡地区の利用について、県・市合同の協議会で決定するのではなく、広く、市民の意見を聞く手法を取ってください。 

  県民協働参画による政策の決定の方法として、東静岡地区の利用について、県民の要望を提案できるよう、広くプランの公募を行い、応募のあったプランのプレゼンテーションを公開イベントとして開催し、提案されたプランに対して、参加者によるプレ・投票や意見交換の場を設けるなど、県民の要望を聞く場を設けてください。

 プラン発表は、静岡市や静岡県の提案も行っていただき、市民プランと行政プランを県民が聞く機会が実現すれば、県民の関心を喚起する事ができますし、全く新しい形の協議会を組織する事も可能になるのではなかと考えます。そして、何より、協働を喜び、楽しむイベントになると思います。

このような政策決定方法は、ニューヨークなどでも、都市開発計画を策定する折に取り入れられたと聞き及んでいます。

川勝知事が県民力を信じ、協働の場を設けてくださるようお願いいたします。

 

(1)   万が一、従来型の協議会を設ける場合は、審議会を公開とし、

傍聴者の意見を発表する時間も設けた両方向の審議会として下さい。 

県政、市政への参加の機会は、私たち県民にも多くの協議会、審議会の委員として参加の道が開かれていますので、現在まで、多方面の委員会の審議を経験したきましたが、審議会、協議会では、議題や討議内容が、市・県当局担当者によって準備され、その中で委員の意見を聴取する進行に終始していました。

 今回も、東静岡地区の利用に関して、県と市の担当者や行政が選出した委員によって協議するのではなく、会議を県民に公開し、傍聴者の意見も聞く時間をとってくださるよう、お願いします。

県政に関心を持つ県民の意見をくみ上げることで、県政への関心を高め、川勝知事らしい斬新な県民参加の手法をとってくださる事を希望いたします。

 

2010年1月19日
「県・市政うぉっちんぐの会」
代表 入江とし子
静岡市葵区唐瀬2-14-33
電話 209-3773

 「市民の財政学習会・参加メンバー一同」
代表 馬場利子
静岡市葵区城東町31-14

 

 

 

静岡市長 小嶋善吉殿

東静岡地区の利用について、静岡市と協議会を設置する件に関する要望書

 

いつも、市政において、市民の要望を聞き届けてくださり、市民共同参画条例の制定など、市民自治社会の構築にご努力いただき、ありがとうございます。

過日の新聞発表で、静岡県と静岡市は「東静岡地区の利用に関する協議会を設置する事」で同意されたと知りました。その件に関しまして、以下の2点の要望を申し上げます。  

(1)東静岡地区の利用について、県・市合同の協議会で決定するのではなく、広く、市民の意見を聞く手法を取ってください。 

 東静岡地区の再開発について、前静岡県知事の時代に静岡市と協働して計画を進める事が合意され、静岡市は多目的アリーナの建設に向けて市民のパブリックコメントも募集し終えて、市民の合意も得られたとされているようですが、公共事業に関する国や県の考え方も変わってきていることは、市民も知る所です。

 東静岡地区の利用について、多目的アリーナ構想を決定事項とせず、市街地にある市有地をどのように利用したいか、市民協働参画による政策の決定の手法を採用し、市民が要望を提案できる場を設けてください。 

たとえば、市有地の利用について、広くプランの公募を行い、応募のあったプランを公開イベントとしてプレゼンテーションを行い、提案されたプランに対して、参加者によるプレ・投票や意見交換の場を設け、多くの市民が協議に参加できる場とするなどです。 

 プラン発表は、静岡市や企業からの提案も行っていただき、市民が様々なプランを聞く機会が実現すれば、市民の市政への関心を喚起する事ができますし、全く新しい形の協議会を組織する事も可能になるのではなかと考えます。そして、何より、協働を喜び、楽しむイベントになると思います。 

このような政策決定方法は、ニューヨークなどでも、都市開発計画を策定する折に取り入れられたと聞き及んでいます。 

決定した公共事業について、パブリックコメントを求めるのではなく、計画の段階から市民と協働する手法をとってくださるよう、要望いたします。

 

(1)   万が一、従来型の協議会を設ける場合は、審議会を公開とし、 

傍聴者の意見を発表する時間も設けた両方向の審議会として下さい。 

県政、市政への参加の機会は、私たち市民にも多くの協議会、審議会の委員として参加の道が開かれていますので、現在まで、多方面の委員会の審議を経験したきましたが、審議会、協議会では、議題や討議内容が、市・県当局担当者によって準備され、その中で委員の意見を聴取する進行に終始していました。 

今回の協議会は、東静岡地区の利用に関して、県と市の担当者や行政が選出した委員によって協議するだけではなく、会議を市民に公開し、傍聴者の意見を聞く時間を設けて、市民参加を場を実現してくださるようお願いします。 

市政に関心を持つ市民の意見をくみ上げることで、市政への関心を高め、静岡市らしい、斬新な市民参加の手法をとってくださる事を希望いたします。 

2010年1月19日
「県・市政うぉっちんぐの会」
代表 入江とし子
静岡市葵区唐瀬2-14-33
電話 209-3773

 「市民の財政学習会・参加メンバー一同」
代表 馬場利子
静岡市葵区城東町31-14

最終更新 2011年 8月 07日(日曜日) 16:02
 

要望書提出20091221

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2009年12月21日

「東静岡地区を中心とした賑わいの空間創出を求める意見書」(案)についての要望書

 

12月の静岡市議会において、静岡県知事、静岡県議会に宛てて「東静岡地区を中心とした賑わいの空間創出を求める意見書」が提案されると聞きました。

この意見書は、すでにパブリックコメントの募集が終わっている東静岡地区の利用計画に関するものですが、私たちはパブリックコメントが募集されている事も知らないでおりました。 コメントを寄せたわずか119意見が、市民の意向であるとお考えとは思いませんが、政策の決定のおいては、広く市民の意見を入れながら、より良い選択をしていただける事を信じております。由って、この件に関しまして、以下2点の意見を提出させていただきます。

 

(1)   県・市の財政的観点から「国際的なスポーツ大会が開催できる施設建設」は推進されるべき公共事業ではないと考えます

 

意見書案には、東静岡地区は「世界に向けた情報文化、芸術拠点としての機能集積を目指し・・」とありますが、すでに静岡県内(及び静岡市内)には世界会議やスポーツ大会を開催できる施設が整備されており、その施設運営経費が地方財政を圧迫している事実は市民の知るところです。また、それらの施設利用率から考えても、これ以上、同種の施設を増やす必要性があるとは思えません。このような状態から推察して、あえて静岡市が、県の建設費負担を求めるような施設建設を要望する事は、財政的見地からも適切なものとは思えません。

生活に関わる民生費が大幅に削られ、市民負担が大きくなっている市政の現状を考えると、市や県の借金を増やすような公共事業の見直しを望む市民も多くなっていると思います。

私たちは、新たにイベント施設を建てる予算があれば、市民生活(医療・教育・福祉)へ振り向けて欲しいと思います。

 

(1)   「市有地利用計画」の策定は、市民の意見を積み上げる手法を求めます

 

意見書案には「本市の広汎な各種団体から~県立多目的アリーナ施設を誘致する要望がなされ」とありますが、広汎な各種団体とは、この施設を利用する関連団体の意見であると思われます。東静岡地区に限らず、市有地の利用計画の選定には、「関連団体」からの要望のみを優先するのではなく、広く市民の要望を取り入れる方法を検討いただきたいと思います。

 公共施設は一旦、建設してしまえば保守管理・維持に大きな予算が使われていく事になります。緊急性の無い公共事業を急いで決めるのではなく、市民の合意形成の期間と場を創って欲しいと思います。

 例えば、「東静岡地区の市有地をどのように利用するか」を市民・行政・企業の枠を超えて、ワークショップ方式で「今、この土地に何が必要か」「土地利用に望むもの」について開かれた場で要望を聞きながら、具体化し、決定していく方法など、市民参加の市政の実現を心から希望します。

2009年12月21日

「県・市政うぉっちんぐの会」

代表 入江とし子

静岡市葵区唐瀬2-14-33

電話 209-3773

 

「市民の財政学習会・参加メンバー一同」

代表 馬場利子

静岡市葵区城東町31-14

電話 248-2855

 

 

 

静岡県知事 川勝 平太殿 

 

静岡市議会提案の東静岡地区を中心とした賑わいの空間創出を求める意見書」の取り扱いについての 要望書 

 

12月21日、静岡市議会において、静岡県知事、静岡県議会に宛てて「東静岡地区を中心とした賑わいの空間創出を求める意見書」が検討されました。

この意見書は、東静岡地区の利用計画に関するものですが、静岡市はこの件に関して、すでに市民のパブリックコメントを求め、市民の要望によるものとしていますが、私たちは12月15日、自主企画の「市民の財政学習会」において、この静岡県による静岡地区に多目的ホールの建設誘致案があることを始めて知りました。

パブリックコメントを寄せたのはわずか119人。果たして、市民のどれだけの人がこの計画を知っているのか、私たちは12月20日、急遽、呉服町商店街において、「計画を知っているかどうか」のみのアンケートを実施しましたところ、知っている人はわずか19.4%(実施時間 11時半~12時半 「知っている」49人、「知らない」204人)でした。

本当に市民が望む施設であれば、多くの人が認知していて、しかるべきですが、いまだこの誘致案は関心さえ低い状態です。

政策の決定のおいて、県知事は広く県民の意見を入れながら、より良い選択をしていただけるものと信じておりますので、この件に関しまして、以下2点の意見を提出させていただきます。 

 

(1)   県・市の財政的観点から「国際的なスポーツ大会が開催できる施設建設」は推進されるべき公共事業ではないと考えます 

 

静岡市は、東静岡地区は「世界に向けた情報文化、芸術拠点としての機能集積を目指す」と言っていますが、すでに静岡県内(及び静岡市内)には世界会議やスポーツ大会を開催できる施設が整備されており、その施設運営経費が地方財政を圧迫している事実は県民の知るところです。また、それらの施設利用率から考えても、これ以上、同種の施設を増やす必要性があるとは思えません。

このような状態から推察して、あえて静岡市が、県の建設費負担を求めるような施設建設を要望する事は、財政的見地からも適切なものとは思えません。静岡市においても、生活に関わる民生費が大幅に削られ、市民負担が大きくなっている現状を考えますと、市や県の借金を増やすような公共事業の見直しを望む県民の声は大きくなっています。

私たちは、新たにイベント施設を建てる予算があれば、市民生活(医療・教育・福祉)へ振り向けて欲しいと思います。 

 

(1)   静岡市市有地利用計画の策定は、市民の意見を積み上げる手法を求めます

静岡市は「本市の広汎な各種団体から~県立多目的アリーナ施設を誘致する要望がなされ」とありますが、広汎な各種団体とは、この施設を利用する関連団体の意見であると思われます。聞く所によりますと、静岡県体育協会は耐震性を保っていない現県立体育館を耐震補強し、利用する事を容認しているとの事です。

東静岡地区に限らず、市有地の利用計画の選定には、「関連団体」からの要望のみを優先するのではなく、広く住民の要望を取り入れる方法をとり、市民参加型の公共事業を選定したいと考えます。 公共施設は一旦、建設してしまえば保守管理・維持に大きな予算が使われていく事になります。緊急性の無い公共事業を急いで決めるのではなく、「東静岡地区の市有地をどのように利用するか」、あるいは、現在の施設をどう利用するかは、市民・行政・企業の枠を超えて、開かれた場で要望を聞きながら、具体化し、決定していく方法を取っていただけますよう、市民参加の県政の実現を心から希望します。

よって、静岡県におかれましては、東静岡地区の利用計画について、性急な建設計画の策定をされませんように、お願いいたします。

 

 

2009年12月21日

「県・市政うぉっちんぐの会」

代表 入江とし子

静岡市葵区唐瀬2-14-33

電話 209-3773

 

「市民の財政学習会・参加メンバー一同」

代表 馬場利子

静岡市葵区城東町31-14

電話 248-2855

最終更新 2011年 8月 07日(日曜日) 16:08