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ロニープラムでお別れランチ

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2008年9月22日

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ロニーさんファミリーとプラムの交流

 

 バングラデシュ出身 パートナーのラフマンさんの留学に伴い、彼より6カ月ずらして3歳のラジ君とともに、2006年4月来日。

市内葵区の安東にある「静大国際留学生会館」に暮らし始める。ラジ君は近くの保育園へ。

日本に早く慣れたいが日本語も英語も片言のため、なかなか思うようにならなかった時、国際交流に関わっている方の紹介でプラムにみえる。

 

 パートナーのラフマンさんは「バングラデッシュ農業大学」の先生。
3年間の国費留学で静岡大学農学部で、鶉の卵の成分について研究(母国ではチキンがよく食される。研究には鶏は個体が大きいため、鶉をつかっている)をしている。

 

 2006年4月19日  ロニー宅の昼食会に招待を受ける。
それから、プラムにもよく来てくれ、日本語を一生懸命覚える。ベンガル語も教わる私たちでしたが…。

 

「働きたい」という強い意志があり「伊太利亭」さんでアルバイト開始
以降、希望していた同郷の人たちも働いている工場に変わり、時間のある時はプラムにも来てくれ、互いの国のいろいろなことを話し、楽しい時間を過ごす。

 

 2006年9月 1年間が期限の留学生会館から、曲金の一般住宅へ転居。
引っ越しの日には留学生会館で大勢の留学生の方を招いての「ありがとうパーテイー」。
引っ越してからは頻繁ではなくなったが、時々行ったり来たり。

 

 2008年9月15日「プラムメンバーとのさよならの会」。
29日、帰国。ラジ君は10月から1年生になるそう。

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ロニー!! arigatou 

ドンノバット(ありがとう)

 

ロニーからはたくさんのたくましさと優しさを感じさせてもらった。
幼い子どもがいて言葉も思うにまかせない国に来て、自分から道をつけていこうという姿勢(それが力んでいなくて、でもキッパリ)。
自分たちの習慣や意思はきっちり相手に伝える。
そして感謝を忘れない。家族をとても大事にしている。一昔前の日本的な感覚を持っていてびっくりすることも何回もあった。また、ファミリーはイスラム教徒で、ラフマンさんはラマダン(断食)を守り、時間が許せばお祈りもする。
一度同席させてもらった。「ロニーは?」って聞くと、「ノー、プロブレム」と笑っていたのが印象的。 プラムのメンバーはそれぞれ自分の持ち味・特技?でおつきあいさせてもらった。
県大生のことちゃんにも、通訳でヘルプしてもらったことが何回も。縁のなかったバングラデッシュという国がちょっと近い国になった。
毎年大洪水で多くの人が暮らしの基盤を失い、貧富の差が激しいと聞く。
毎年静大には国費の留学生がくるとのこと。彼らの静岡でのそして日本での時間が少しでもバングラデッシュの国の人たちの幸せにつながることを願ってやまない。元気でね!!
アバール デカ ホべ!(また逢いましょう)

 

2008’10/19 by 伊藤

 

最終更新 2011年 9月 09日(金曜日) 12:02