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脳の老化を防ぐフラボノイド

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2008年8月1日 通信より

食べ物の知恩・・・(転載記事)  ≪短命の食事 長命の食事≫

丸元 淑生 まるもと よしお 
1934年大分県生まれ。東京大学文学部仏文科卒。作家、栄養学ジャーナリスト、料理研究家。

 

 フラボノイドはガンを防ぐだけでなく、早すぎる脳の老化を防ぐ。
記憶を良くし、集中力を高めるのだ。
  それだけでなく、次の3つの方法で、あなたの心臓をより健康にする。

  1. 血栓を予防する
  2. 悪玉コレステロールのLDLコレステロールの酸化を防ぐ
  3. 血圧を下げる

 われわれが食事で口にしているフラボノイドの種類は約50だが、それだけ多種類のフラボノイドをまんべんなく、かつ、十分にとっている人がいたら、その人は間違いなく長寿の食事をしていることになる。

 フラボノイドはファイトケミカル(植物化学物質)なので、われわれは自分の体の中で作り出すことはできない。
植物性の食品を食べることによってしか得られないが、果物と野菜から、また、お茶を飲んでも得られる。

 中でもベストのフラボノイド源となるのは
リンゴ、ぶどう、みかん、玉ねぎ、柑橘類、いちご、ブルーベリーなどのベリー類、お茶。

 お茶を飲むのは、体にとって非常に良いことなのである。

 


≪≪≪丸元さんの志を継いで≫≫≫

 

昨年、料理研究家で、栄養科学の研究者でもあった 丸元淑生さんが、73歳で他界されました。

私たち“ぐるーぷ・みるめ”では丸元さんが提唱された「全体食やドライフルーツの効用」を取り入れて、丸元さんが始められた『もやし研究会』からドライフルーツを購入させてもらっています。

 丸元さんとお会いしたのは23年前。旧神田精養軒の新宿区の会社で当時、社長であった望月継治さんが紹介してくださり、『家庭で日常、心がける食べかた』について4時間もお話をして下さいました。

  • なるべく 元のままの姿で食べる

  • 火を通さず、生食が一番

  • ドライフルーツは全体食の王様

  • 季節を知らない食べ方は、心が育たない

など、今も私の指針となっています。

知恵は永遠に輝き続けるでしょう。
大きな丸元さんの手は、働き者の生活者の手でした。
丸元さん、ありがとう

by 馬場

 

最終更新 2011年 8月 21日(日曜日) 12:04