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Home > 浜岡原発をとめよう!

浜岡原子力発電所の運転停止を中部電力に働きかけてください

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 2011年4月1日記
「福島原発事故を受けて、浜岡原発の運転停止を願う市民有志」
代表 馬場利子(プラムフィールド代表)

 

 私たちは、今回、3月11日に起こった東日本大震災について、地震や津波による壊滅的な被害は防ぐことが出来ない天災として受け止め、出来る限りの支援や協力をしたいと思っていますが、福島原子力発電所の事故は、天災ではすまされない放射能汚染を引き起こしていることから、同様な規模で起こるとされている東海地震と浜岡原発について、憂慮し、地震の前に浜岡原発を止めてほしいと望むものです。

 

 静岡県は、30年以上前から巨大地震が来るといわれ、国も県も地震防災に総力を挙げてきた地域ですが、その想定される震源域で浜岡原子力発電所が運転されています。
巨大地震により、原発事故が併発し、放射能災害を起こす事を心配し、中部電力に対して、『東海地震が過ぎ去るまで浜岡原子力発電所の運転を止めて欲しい』と願い出た裁判も係争中ですが、その裁判で市民(原告)が憂慮してきた事故(原発トラブル)が、福島原発で次々と起こっています。
放射能汚染は、原発の立地地域に限定されるものではなく、事実、全世界で日本の原発事故による放射能被害を脅威と感じているとマスコミは報じています。

 

 東海・東南海地震は、マグニチュード9クラスの超巨大地震になる可能性が高いと言われていますが、今回の地震がそれと全く同じ規模であった事から、福島原発の事故で放射能汚染の被害を受けてしまった人々の姿が、再び、浜岡原発の周辺地域で起こるのではないかという不安は、今すぐ、原発を止めても安全に冷却するまで3か月以上の時間が必要である事を考えると、世界一、危険な原発・浜岡原発を一刻も早く、止めてほしいと強く、求めます。

 

 「原発は国の基準に従って運転されているから安全である・・・」という企業の主張から一歩進んで、今回起こった悲惨な事故を教訓として、これを機会に浜岡原子力発電所の運転を止め、自然エネルギーへの転換を図っていくよう、中部電力に強く要請してくださるよう、心からお願いをします。

 

 私たちもより一層、節電や省エネを心がけた暮らしをし、中部電力が自然エネルギーによる発電に転換してくださる事業を応援していきたいと思っています。

 

以下、賛同者連名でお願いをいたします。

 

最終更新 2011年 9月 04日(日曜日) 13:30