プラムフィールド

健やかな命とくらしを実現するスペース・・・

  • フォントサイズを大きくする
  • デフォルトフォントサイズ
  • フォントサイズを小さく
Home > 活動報告 > 活動の近況報告200307

活動の近況報告200307

印刷

 

 小学校に贈るためには、静岡市教育委員会が担当課となります。
6月末、私たちの意向を伝える機会を設けてもらい、「環境教育と環境行動の教材として、是非、税金だけでは実現が遠い太陽光発電の設置を、一緒に出来る方法を考えてください」とお願いしました。
そして、国の「エコスクール事業」が使えないか調べてくだり、今年度の申請は4月にすでに終わっていることが分りました。
すでに多くの方が寄付をお寄せくださっていますが、本年度(2003年度)中の実施は無理となりました。

 しかし、静岡市が国に対して「エコスクール事業」の申請を行い、1校づつでも環境に配慮した「学校つくり」を市民と共に進めることについては、理解をしていただきました。
来年度(2004年度)、国に事業申請をし、その予算が降りるのは翌年(平成17年)になるそうです。
計画から、申請、許可まで実に3年もの年月が掛かることになります。
17年度(2005年度)新設校に「太陽光発電施設を設置」が最有力となってきました。
具体的に学校選定が進むよう、足しげく通います。乞うご期待を!

 皆さんから寄せられた寄付金で、小学校に太陽光発電設備を寄贈するために始めた「市民エネルギーギフト」は、今、担当の静岡市の学校施設課が太陽光発電の設置校や、文部科学省の『エコスクール事業』への申請を検討してくださっています。
そして何より、市民の寄付が特定の設備購入に当てるように受け取れるか・・手続き上の検討もしてくださる事になっています。

 その様な話をしている中で、実に素敵な(嬉しい)お話をききましたので、皆さんにお伝えします。

 

城内小・青葉小合併新設校舎の「仮校舎は、化学物質チェックをします」

 

「新設校には是非、環境教育の一環として太陽光発電を付けて欲しいですが、新築校舎でシックスクールになる子が出ないように、建材などの指定はしてくださっているのでしょうか?」と聞きますと、

 

「ホルムアルデヒドなどの発生について、一番基準の厳しい"フォースター"というわけにはいきませんが、 "スリースター"以上という指定をしています。

そして、仮校舎が建ったときには、シックハウス症候群原因物質とされている化学物質の測定をすることにしています。文部科学省では4物質ですが、それ以上の6種を測定します

 

「キャー!素敵。この話は是非是非、皆に伝えたいです!」

 きちんとした仕事、嬉しくなりました。

素敵な職員さんに感謝です! 

 

ちなみに、文部科学省の「学校環境衛生基準」の4物質は ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・パラジクロルベンゼン


今回は国土交通省「建築基準法」では6検体=

ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン・アセトアルデヒド の6物質を測定。


どの物資も環境ホルモン物質です。


学校はこうして法律に則った環境測定がされていけば安心ですが、意外に新築、改築住宅やマンションでの被害が多いため注意が必要です。ご注意を!

最終更新 2011年 8月 09日(火曜日) 13:26