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2006’3月作成

“チェルノブイリ20周年 メモリアル企画”

2006年4月21日(金)19:00〜20:30
静岡県福祉会館7階ホール


メモリアルチラシ



新版『まだ まにあうのなら』(2006年 4月発行)について
4月21日のメモリアル企画に寄せて………馬場利子



今日3月30日、・・・著者 甘蔗さんが新版のために書き下ろした原稿(ゲラ刷り)が届きました。
チェルノブイリ事故から 今にいたる現実を追いながら、六ヶ所村での再処理や甘蔗さんが住む九州でも始まろうとしているプルサーマル計画について語る文面は 18年前に書かれた『まだ まにあうのなら』と全く違ったものがありました。

それは甘蔗さん一家が自ら行動した昨年の“先祖から受け継いだ田畑を そのまま子ども達に残したい”と祈り、迷い、悩み、動いて得た奇跡のような現実を通して、『まだ まにあう』……という いのちから動くことへの完全な信頼がそこにはありました。

新版本は『まだ まにあうのなら』ではなく『まだ まにあう』1冊になっています。
諦めず、信じ、行動する先にある「希望」に胸が熱くなりました。

時を経て、私達は希望に皆が気づく時が来ました。
みなさんの歴史、行動に…感謝します。
私たちは未来を共に創る1人1人です。 どうぞ 受け取ってください。
風景
<写真は甘蔗さんの町の守られた田畑の風景です>
2006年3月30日記



【お客様を囲んで夕食会 】 

遠くからきてくださる甘蔗さんを囲んで小さな食事会をいたします。
ご一緒できる方は申し込みを!
日時:17:30〜18:30  会費:お弁当代1000円
会場:4階中会議室   定員:40名 
申込〆切:4/14金曜日 T/F054-209-2021プラムフィールドまで
メモリアルチラシ



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2006’4月作成

“チェルノブイリ20周年メモリアル企画”のご報告

ありがとう 甘蔗さん 夢
増田さん 小野田さん 3人さん
松谷さん 白鳥さん 朝倉さん
3人さん 3人さん
田植え 松野下さん 甘蔗さん
宮本さん 甘蔗さん 稲穂
風景 ありがとう


“チェルノブイリ20周年メモリアル企画”のご報告……馬場利子


去る4月26日はチェルノブイリ原子力発電所事故から20年に当たりました。
20年を期にチェルノブイリの事故後の住民、特に子どもたちの健康被害が多く伝えられていますが、 私たちがチェルノブイリの事故によって気づいた事は、他国の事故としてではなく、 放射能の影響は安全に原子力発電所が運転されていても確実に環境や人、 全ての生命に影響を及ぼすという事実でした。
1986年の事故当時、核エネルギーや原子力発電所による放射能の影響など 全く知らなかった普通の主婦たちは、何が起こったのか正確に理解した人は 少なかったのではないでしょうか。
私自身も何も知らなかったその1人でした。
しかし1987年、私たちと同じように、それまで原発について知らなかった1人の主婦が チェルノブイリで何が起こったのかを知り、驚きと悲しみの中、必死で情報を集め、 何とかこの事実を1人でも知って欲しいと書いた手紙が、小さな冊子となり50万人の人に読まれました。
それが『まだ まにあうのなら』です。

その冊子の著者 甘蔗珠恵子さんをお招きして、メモリアルの集いを21日静岡で開きました。
多くの方に集まっていただき、甘蔗さんがチェルノブイリ20年目に書かれた手紙を加えて 新しくなった『まだ まにあうのなら』の出版を記念して、 今、私たち1人1人が何を望み、何をしていくのかを心に描く時間を持てた事を本当に嬉しく思いました。
甘蔗さん自身も「静岡に来られて、たくさんの人が私と同じ思いで居てくださると知れて幸せです」 と喜んでくださいました。
『いのちのため原発は要らない!』と多くの母親たちが気づいた1冊を貴女も是非、読んでみてください。