HOME > 健やかな命のための生活講座 > 陳情・請願 > 原発廃炉
2005’作成

「主な原子炉施設における
クリアランスレベルについて」
に対する意見書

1998年12月 みるめ通信より

【原発廃炉の放射性廃棄物の9割が一般廃棄物に!】

原子力発電所の廃炉によって生じる金属やコンクリートの廃棄物のうち、放射性物質として扱う必要のないレベルを決めた「クリアランスレベルに関する報告案」を原子力安全委員会の放射性廃棄物対策部会がまとめ、15日発表した。
一般的な軽水炉にあてはまると、廃炉で生じるゴミの9割以上は一般産業廃棄物扱いになるという。
 (*注 現在の法律では、それらは放射性廃棄物とされ、長期管理が必要)

原子力安全委員会は一般の意見も聴取したうえで、2000年末までに方針を固めたいとしている。
部会が判断の根拠とした(一般産廃扱いにした場合)年間放射線量は宇宙線や大地からの放射線など自然から受ける年間放射線量の1/100にも満たないものであり、「ほとんど人体に影響がない」とされた。
1998年12/16 毎日新聞・朝日新聞より一部抜粋



●具体的にどういう事かと言うと・・・・ナ・ナ・ナント!
原発廃材のフライパン・鍋・スプーン・ナイフ・飲料水缶・ベット・壁紙等の商品が登場!!!
ーーーーーー信じられなぁ〜〜〜い、うっそ〜〜!!と叫んでもーーーーー
安全委では、大真面目にこれらの被曝量の計算を行い報告書にまとめています。(98’4/24)
すでにアメリカでの原発廃材で商品が作られ、東南アジアへ輸出。
輸出先で放射能汚染問題が起きているそうです。
第一再利用されなくても一般産廃として埋設処分された場合の大地・海への影響は???
小さな命も含めた生態系は??? 完全に自然の摂理を犯した発想です!

●どうしてこんな事に? 私たちが電気をたくさん使うライフスタイルを継続させている結果だと思います。
こういう問題が生じる事はわかっていながら、原発に依存した便利な生活から生じたゴミを地球にポイ捨てしまう事になるのだ・・・と思うと恐ろしくなります。

●どうしたらいいの?何ができるの?
1人1人が暮らしを足元から見直して、電気の消費量を減らしてゆく。

●意見を言いましょう!
「主な原子炉施設におけるクリアランスレベルについて」に対する意見募集(12/21〜1/26)
なかなか1人ずつでは意見を伝えられないので、別紙に意見をまとめてみました。
同じ思いの人の署名を集め、まとめて意見を届けたいと思います。

●個人で意見応募する時は募集要項を 「原子力公開資料センター」へ請求します。
資料を取らなくても応募はできます。
TEL03-5804-8484 FAX03-5804-8485(送料は請求者負担)

●質問・問い合わせ等は科学技術庁 原子力安全局 原子力安全調査室
〒100-0013 東京都霞ヶ関2丁目2番1号
TEL03-3595-1831 FAX03-3581-4855






科学技術庁 原子力安全局 原子力安全調査室殿
【「主な原子炉施設におけるクリアランスレベルについて」に対する意見書】

私たちの国、日本は科学技術に支えられて、今日の便利で、快適な生活に到達したわけですが、
その間も、その結果もたらされる環境汚染や有害廃棄物処理の安全性に多くの問題点が指摘されてきました。
 人体に対する影響は基準が設定され、それ以下は安全・・・と合法化されて、今日に至っていますが、
外因性内分泌攪乱物質(通称 環境ホルモン)の例にもあるように、
私たちは、有害・危険物質はできる限り利用せず、排出しないことを望んでいます。

従って、
  1. 生物にとって有害な物質は、作り出したり排出することがないよう、利用そのものを見直してほしいと考えます。
  2. すでに汚染物質として作り出してしまったものは、その世代の責任において、できる限り、安全な管理、保管、隔離をするべきだと考えます。
    そのための経済的負担も、私達自信がしっかり負うべきだと思います。
    なぜなら、その益に享受したのも、放射性廃棄物を作り出してしまったのも私たちだからです。
  3. 処理、管理を緩め、環境に循環させ、暮らしの中に放射性物質の汚染が徐々に広がっても、決してその影響が特定されない事を良い事に、放射性廃棄物の一般資源化、再利用を合法化するのは、子孫に対して心情的に絶えられません。 私たちは、人にあたられた英知によって、処理不能な核エネルギーによる発電に頼らず
    、 新たな公共事業として、自然環境に合った電力の供給が可能になると信じています。

    ですから放射性廃棄物については今までどおり、
    安全に隔離保管、管理していただけるよう、強くお願いいたします。
    1999年1月14日





HOME > 健やかな命のための生活講座 > 陳情・請願 > 東海村臨界事故
2005’作成

“東海村臨界事故・・・
悲しみを繰り返さないために”

1999年10月
原子力発電からクリーンエネルギーへの転換を求めて
科学技術庁へ折鶴を届ける。

チラシ東海村




HOME > 健やかな命のための生活講座 > その他の活動 > 放射能測定器
2005’作成

“放射能測定器(ガイガーカウンター)”


ハンディータイプ





HOME > 健やかな命のための生活講座 > 上映会 > 六ヶ所村ラプソディー
2007'6/15
「六ヶ所村ラプソディー」上映会
2007年9月15日 アイセル21
【賛同のお願い】

 日ごろより、静岡での市民活動、あるいはそれぞれの活動をお持ちの皆様には、様々 なところで、ご協力、協働ありがとうございます。

 今回は、青森県六ヶ所村に核燃料再処理工場建設計画当初から撮影され始めたドキュ メンタリー映画『六ヶ所村ラプソディー』を静岡でも自主上映する計画をいたしまし たので、より多くの方と一緒にこの映画会を開催できるように、賛同のお願いをさせ ていただきます。

 この映画は、すでに皆様もご存知かと思いますが、昨年3月の初上映以来、全国で自 主上映の運動が広がり、今日までに190箇所で上映をされています。

 再処理工場が稼動すれば、1つの原子力発電所が排出する核物質を1日で同量の汚染 を環境に排出すると言われていますが、それを現地の人々がどのように迎えているの か・・・映画は静かに、深い息遣いで私たちに伝えてくれる映画になっています。

 より多くの人たちに、今、日本で起こっている事・・・それが私たち1人1人の生活 と決して無縁の事ではないという事実を観ていただきたいと願って、今回の上映会を 計画しています。

 どうか、皆様も賛同者、または団体としてご協力をお願いいたします。

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上映日は  9月15日(土)
会場は   アイセル21の大ホール 
上映時間案 <昼の部>
          映画上映  14:00〜16:00
          監督のお話 16:00〜16:30

         <夜の部>
          監督のお話 18:00〜18:30
          映画上映  18:30〜20:30
参加費   大人 前売り:1000円  当日:1200円  
        小人 前売り: 500円  当日: 800円 
                 (高校・大学生まで)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

教育委員会、市、県、報道各社の後援も取りたいと思います。

★ 賛同者、団体として、参加いただきます際のお願いといたしまして、 前売り券10枚以上の買い取りのご協力をいただきたいと考えています。

   自主上映の準備会は 浜ネット、静岡YWCA、『健やかな命のための生活講座』 (プラムフィールド)の有志により進めていますが、賛同団体に限らず、協賛団体、 個人の参加も募集していますので、準備会にもどしどしご参加ください。 

★ 賛同団体の募集は、後援を取る都合により、7月15日を第1回の締め切りとさせ ていただきます。  

<お返事、お問い合わせは>
電話&FAX 054-209-2021 プラムフィールド(担当 馬場)
プラムフィールド・ホームページ http://www.geocities.jp/plumfield995/ のメール




HOME > 健やかな命のための生活講座 > 上映会 > 六ヶ所村ラプソディー
2007'6/26
「六ヶ所村ラプソディー」上映会
2007年9月15日 アイセル21





HOME > 健やかな命のための生活講座 > 上映会 > 六ヶ所村ラプソディー
2007'6/24
6ラプカード大作戦!
1人から6人へ。
六ヶ所のことを日本中に伝えよう!

【ご注文は大作戦ブログからどうぞ】
http://postcard6.seesaa.net







HOME > 健やかな命のための生活講座 > 上映会 > 六ヶ所村ラプソディー
2007'9/19
「六ヶ所村ラプソディー」上映会 報告



2007年9月15日 当日配布資料









六ヶ所村からあなたへ
・電気のスイッチを入れる時この球根たちを思い出してください
・周りの人にこのことを伝えてください
 
 こんなお願いと心を揺さぶられるメッセージ、そしてコロンと可愛いチューリップの球根が青森県六ヶ所村の 「花とハーブの里」から初めて届いた時、原発で作られた電気を使うと出る「電気のゴミ」の行き場がなく、 再処理工場がつくられようとしていることを知りました。

そして工場が動きだせば…。
六ヶ所村と周辺の人たちにとってはまさに差し迫った命と暮らしの危機であり、 降り注ぎ続ける放射能は環境を汚染しすべての命に関わってくるー自分が電気を使うことが、 こんなことにつながっていくなんて思ってもいませんでした。

 そんな出会いから10年あまり、9月15日に六ヶ所村と周辺の人々の核燃との歴史をすくいあげた ドキュメンタリー映画『六ヶ所村ラプソディー』を観ました。
映画は再処理工場に賛成の人にも反対の人にもカメラを向け、その声と表情を淡々と映し出していきます。
そこに暮らす人たちは厳しい選択を迫られ、それぞれの選択の中で生きていく道を決めていく…。
私は【中立(意思表示しないこと)は賛成と同じだ】と静かに語るお米を作ってる女性に、 そしてチューリップを作り続けながら反核燃を表現し続けている女性の穏やかな表情とたくましさに、 明るい未来を確信しました。

 電気を使うってどんなこと?電気の使用量をもう少し減らすには?今すぐ、何ができるかな? など、もう一度暮らしを見直してみるのは楽しい!私もしているつもりでできてなかったこと発見。
プラムフィールドにもあなたの気持ちや行動を表現するメッセージカードや署名用紙などもあります。
そしてそんな想いを語りあえる場でもあります。
未来の子どもたちに「2007年、日本中の人たちの声で核燃の工場が止まったんだってね」って話してもらえるように
伊藤美智代