2006’3/1 プラムフィールド/お茶べりタイム10:00~12:30にて
ゲストスピーカー:ホクレンの秀さん、宮越さん (11:00来静)
参加者:安東幼保園の保護者会の方3名
馬場、榛葉、伊藤
文責:by伊藤
≪報告≫
- 新担当は宮越さん(明るくさわやかな元気があふれる入社3年目のヤングマン)
今まで乳製品課で業務用の製品を扱っていたそうです。よろしくお願いします。
- 現在の生乳100%プレーンヨーグルト500gは6月で終売。
7月にNON-GMOの生乳100%を使ったプレーンヨーグルトを新発売の予定
- Q;3月終売の3種類は生乳が原料。
4月新発売の製品は脱脂粉乳と生クリームが原料だが、どうしてか?
A; ヨーグルトというのは一般名で、
乳および乳製品の成分規格等に関する厚生省令(乳等省令)では「はっ酵乳」と呼びます。
「はっ酵乳とは乳又はこれと同等以上の無脂乳固形分を含む乳等を乳酸菌又は酵母ではっ酵させ、
糊状又は液状にしたもの又はこれらを凍結したもの」と定義され、
成分規格は無脂乳固形分8.0%以上で乳酸菌数(又は酵母数)が1000万/ml以上とされています。
FAO(国連食糧農業機関)/WHO(世界保健機関)の国際規格では、
「ヨーグルトとは、ブルガリア菌及びサーモフィラス菌の作用により、
乳及び乳製品を乳酸はっ酵して得た凝固乳製品をいう。
任意添加物(粉乳・脱脂粉乳・ホエー粉など)の添加は随意だが、
最終製品中には、これらの微生物が多量に生存していなければならない」と記されています。
●生乳の生産には限りがあり、変動も大きい。
現在は健康志向による豆乳・スポーツ飲料や簡便なペットボトルのお茶の普及で、牛乳そのもののの消費量は減っており、牛乳は余っている。
脱脂粉乳にすることにより有効に活用できる。
脱脂粉乳とスキムミルクは加工技術の違いであり、原料は同じ。
スキムミルクは調理しやすいように溶けやすくできている。
●食べ方が大切→
脂肪を何からとるか?1日どのくらいとるか?
現在は脂肪の摂取量は取り過ぎの傾向にある。
脂肪分に含まれている環境的リスクも考慮し、賢く食べることが大事。
私たちは
「環境を食べている」
●仔牛の代用乳については、後日説明をしてくださることになりました。
●「スキムミルクは素敵な食べ物」は次回に!
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