豆腐とコンニャクはかねてからの“みるめ”の待望の品。
あれこれ、情報を収集したり、芋を探したりしていました。
『求めよ さらば与えられん』の聖句を待つまでもなく 苦節5年…。とうとう与えられました。
栃木県 上都賀郡の 岩出農園の
無農薬・有機栽培のコンニャクイモ+凝固剤は帆立貝(石灰ではない)
お訪ねするには少し遠方ですので、お電話でお話をうかがいました。
「甘くやさしい声の岩出さん。これは若い人だな…フムフム…」
*賞味期限は?
「正確には解からないと言った方がいいのですが…」と前置きがあってから
「1カ月は大丈夫!!」
ビオゲミューズの会も月1回の配達で、その間悪くなった事はない。
自分のところでどれくらい持つかとってあるが、2年間たっても腐っていない。
もし途中で何かあるとすれば、
凝固剤が均一に混ぜられなかった場合だと思う。
(コンニャクはアルカリ分で固まるそうです…。)
腐った時には、ドロドロに溶けてしまうから判るそうです。
*保存方法は?
袋のまま 冷蔵庫で!
岩出さんのコンニャクは特殊な3層構造の袋で気密性が高くなっています。
むろんコストも高いそうです。
水を代えたりすると、コンニャクのアルカリ分が流れてしまうので、
そのまま保存するのが1番!!だそうです。
*美味しく食べる前処理は?
コンニャク独特の臭いは、凝固剤のアルカリの臭いなのだそうです。
味もアルカリ分が強いとまずいので作るときに気をつけていますが、
「軽く茹でる」か
「流水にさらす」とよいそうです。
茹でるほうが固くなるので、やわらかく食べたい人は水にさらすとアルカリ分が流れておいしくなるそうです。
一つ一つの問いにていねいに答えてくださった岩出さん。
思わず「お年はおいくつですか?」
「え〜〜。若くないですよ。43です」
コンニャク作りは愛妻(?)とお2人 共同作業だそうです。
美味しいこんにゃくが一層おいしくなるお話でした。
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