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2006’1/18
“アジア少女の自立支援”  
市民活動家 河村恵子さん
2003年 新聞記事より


 フィリピンの子供たちに学費と教材用の布地を送り続けて19年になる静岡市の主婦、河村恵子さん=セブの少女たちに布地を送る会会長=は今夏ミンドロ島に職業訓練校を建設、12月に開講を迎える。1人の主婦が始めた活動は女性のネットワークでパワーを強め、支援先もベトナム、カンボジア、パプア・ニューギニアへと広がった。

きっかけは1984年、母校の静岡星美高校(現静岡サレジオ高校)の同窓会でストリートチルドレンの存在を知ったこと。
職業訓練校の学費が年間8千円と聞き、さっそく、セブ島の修道会「サレジアンシスターズ」の下にいた16歳の少女の支援を決めた。
洋裁が得意だった河村さん、ダンボールに夏服の布地をつめて送ったが、数ヶ月たっても返事が来ない。
少女は内戦で行方不明になっていたのだ。
「学校の院長のシスター・アニーから、他の子供に配ったら50人分の教材になったと知らされました。職業訓練校で就職に有利なのは洋裁ですが、布地は高価。そこで雑誌などを通じて提供を呼びかけたんです。」

翌年、会を設立し、コツコツと送りつづけるうちに全国から布地や援助金が届くようになった。
確実に事務処理した甲斐があって、一度関わった人は毎年続けてくれるという。

河村さん 10年後、初めてセブ島を訪問した。
「公民館の講座でタガログ語(フィリッピンの共通語)を習得していたことが強み。
援助した少女は28歳に成長し臨床検査技師になっていた。貧困の中でも希望に目を輝かせる子供たちを見て、手助けしたいという思いが強まりました。」

これを機に、現状を知ってもらうことも大切だと考え、公園に出向くようにした。
同級生十数人も協力、支える輪が一気に広がった。援助はセブ島だけでなくマニラやミンドロ島へ。
河村さんは不要になった布団を譲り受けて打ち直し布団に仕立てて、静岡市内に住む留学生に送る活動も続けている。その縁でベトナムやカンボジアへも支援を広げた。

支援先には登山リュックに文房具を詰め込んで出かけ、訓練生が作った工芸品を持ち帰り、女性団体のバザーなどで販売した夫の史生さんもベトナム語を習得、心強い同行者だ。

学校 この夏、青空教室だったミンドロ島の職業訓練校の校舎建設に向けて、約2年間務めた静岡市選挙管理委員の報酬の一部142万円と義弟からの寄付金50万円、国際ソロプチミストからの賞金の一部とで200万円を工面し送った。「とうとう学校を作ってしまいました」と笑う。

会では布地(夏物)文具(ボールペン・シャープペンと替えしん・鉛筆・消しゴム・ノート)奨学金などを募っている。
▽送り先 〒422-8004 静岡市国吉田6-15-53


セブ1 セブ3
セブ4 セブ6
セブ5 セブ2

セブ〜会

【プラムのお手伝い】
文字
セブの少女たちに布地を送る会(代表:河村惠子さん)は、アジアの貧困層、路上生活の子供、女性たちの自立のための基礎教育及び職業教育支援をしており、その活動の一環として、現地(フィリピン、カンボジア、ベトナム、パプアニューギニア)の子供たちが必要としているものを日本で集めて送っています。
プラムフィールドは、河村さんに賛同し、その活動のお手伝いが出来ればと思っています。
みなさんのご協力をお願いします。

【文具、教材、ご褒美に】
鉛筆、消しゴム、ボールペン、シャープペン、くれよん、クーピー、ノート、物差し、時計、そろばん、ビー玉、おはじき、シール、スポーツ用品、ピアニカ、リコーダー、ハーモニカ等の楽器類、
★鉛筆、消しゴム、クレヨンなど使いかけのものや、色がそろっていないものでも使用可能な状態であれば構いません
【技能訓練の洋裁に使うもの】
布地、ボタン、ファスナー、糸、針、ミシン針、ボビン、ボビンケース、毛糸等手芸で使うもの
【寄宿舎生活用品】
靴、ゴムゾウリ、レインコート、傘、石けん、タオル、Tシャツ、ジーンズ等の衣類
★衣類の季節は日本の春夏秋。


 プラムフィールドに寄付いただいたものは、すべて「セブの少女に~送る会」にお届けします。
「セブの少女に~送る会」では上記の物品が集った時点で仕分けをし、船便(70sごとダンボールで、送料15,000円)で送っています。
送付先や現地の様子などプラムフィールドからも皆さんに報告していきます。

≪直接贈ってくださる方≫
「セブの少女たちに布地を送る会」河村恵子
〒422-8004 静岡市駿河区国吉田6-15-53
TEL/FAX:054‐262‐5488
E-mail:maria_keiko55@yahoo.co.jp
≪持ち込んでくださる方・お問合せは≫
プラムフィールドまで♪
〒420-0882 静岡市葵区安東1-2-3 マロンコート1F
月〜金 10:00〜16:00
TEL/FAX 054-209-2021
HP http://www.geocities.jp/plumfield995/
ML plumfield9905@yahoo.co.jp

【本当の平和のためのちっちゃな積み重ね♪】

2006'2/22 by千夏子

  素敵な女性の集まるプラムフィールドに、先週17日河村惠子さんにきていただいて、20数年続けてこられた活動の話を伺いました。
惠子さんは、フィリピン・セブ島で路上生活をする16歳の少女への就学支援を機にそこの現状に触れ、貧困層・路上生活の少女、女性の自立のためにまず手に職を、ということで、現地の職業訓練校に、ご自分も好きで集めていた布地・文具・奨学金をを送り始めました。
こつこつ毎年送り、そのうち現地にご本人が物資をもって訪問。2003年には、フィリピン・ミンドロ島に職業訓練校も建設しています。今ではフィリピン、ベトナム、カンボジアに毎年のように訪れ、パプアニューギニアにも物資を送り続けている活動をなさっています。

セブ03 惠子さんは、お会いすると本当にほっとする、まさにおかあさーん!て感じの方。
そのやさしさにマリア様か観音様と同じものを感じます。
アジアの貧困層の厳しい現状を目の当たりにし、とかくたじろぎそうになりがちなのに、彼女はしっかりとそれを把握し、私たちにスライドや、お話で淡々と伝えてくれました。
それがかえって私たちの心に琴線にふれ、「本当にあの少女たち・女性たちに必要なものは何か」を冷静な目で考え、行動に移させてくれる・・そんな気がします。惠子さんがこつこつとなさってきた20数年間の重みと、地に足の着いた活動は、一見地味ではありますが、女性ならではのきめ細かい心配り、忍耐強さの大切さも私たちに気づかせてくれた、と感じました。

 今、アジアの貧困層の現状は決して楽観できる状況ではありません。
自然環境も激変していく中、毎年のように水没してしまう村もある一方で、今日飲む水さえもままならず常に死の恐怖にさらされている村もあるといいます。
21世紀は女性の時代といわれながらも、まだ既存の概念や体制や考え方に翻弄され、肉体的精神的に傷つく少女や女性がたくさんいるという現状も、見逃してはいけない大事なことです。

セブ04  人が人として、ささやかなことでも日々幸せで、ああ、今日も生きていてよかった・・と思えることこそ、本当にこの3次元で生きる意味だし、本当の平和なのだと思うのです。
それを感じる権利は、どこに住んでいようが、誰であろうが得て当然のもの。
それが当然でないことが、”おかしい!”と思えなければおかしい・・ 

何かしたい!そう思われた方は、是非プラムへ連絡してみて。
http://www.geocities.jp/plumfield995/
 ちっちゃな事の積み重ねが大切です。

【松野の畑♪】
セブ畑
2006’3/2 静岡市松野の畑にて

参加者:松永さん、松永さんのお友達
河村さんご夫妻
酒井さん、宮本、伊藤
みるめより)
文責:by伊藤


セブの少女に布地を送る会」の河村さんのお誘いで行ってきました。
広さ600坪、半分ぐらいを枯草をどけ耕すところからはじめました。
女性陣はいつものペースで手と口が同時進行?
男性一人の河村さんのご主人はいつの間にか太めの畝を作り上げ、菜っ葉の種を蒔いていました。

1時間半の作業のあと、松永宅でお茶をいただきながらの自己紹介タイム。
松永さんは以前よりEMやぼかしに関心があり活用していたとのこと。
いろいろな不思議なつながりを感じました。松永さんは以前は幼稚園の農作体験に協力もしていたとのこと。
近くでクレソンも採れたり草そりもできたりと自然がいっぱいの松野です。
プラムから車で30分ほど。皆で何か植えられたらいいですね!

【プラムのお手伝い1】
2006’3/15 静岡市清水区へ

文責:by加藤


私たちの呼びかけに、早速たくさんの品物がプラムフィールドに寄せられました。
ありがとうございました。
河村さんがそろそろ次の船便の準備をなさっていると聞き、
皆さんの荷物を届に行ってきました。
河村さんのお宅は既に玄関いっぱいに品物があふれておりました!



≪河村さんからのお便り1.≫

こんにちわ。
お世話になっております。
先日お預かりした品々と家にあった在庫品とをあわせて総量210kgを
今日船便でフィリピン・ミンドロへ送らせていただきました。
ありがとうございました。
会の皆様にどうぞよろしくお伝えくださいませ。




≪河村さんからのお便り2.≫

こんにちわ。
お世話になっております。
先日お預かりした品々、総量140kgを
4月29日に船便でフィリピン・ミンドロ島へ送らせていただきました。
ありがとうございました。
皆様にどうぞよろしくお伝えくださいませ。

≪ミンドロ島≫・・・フィリピンのマニラの南に位置し、
フィリピンで7番目に大きな島。
元日本兵の小野田さんが居たルバング島の隣。



≪河村さんからのお便り3.≫

暑中お見舞い申し上げます。
8月1日、昨日はご支援の品々ありがとうございました。
今日、大きな箱3箱にてカンボジアへ発送させていただきました。
皆様によろしくお伝え下さい

先日お預かりしたシーツ、肌掛け、カーテンは
8月2日の夕方に静岡日本語教育センターにお届けしました。
担当の方がとても喜んで下さいました。
ありがとうございました

河村惠子


≪河村さんからのお便り4.≫

先日はご支援のお品の数々をいただきました。
カーテンと缶詰は日本語教育センターへ、
残りはカンボジアへ送らせて頂きます。
日本語教育センターには、中国人14人、ベトナム人12人を含めて
36人の10月生が入ってきました。

河村惠子


≪河村さんからのお便り5.≫

11月14日にお預かりしました衣料、文具、おもちゃなどは
本日フィリピン・セブ島へ船便で送らせていただきました。
9月にセブへ行った時、現地のシスターが
路上生活の子供たちにクリスマスプレゼントをあげたいと言っておりました。
お蔭様で現地に必要な品々を送ることができました。
現地には2〜3週間で届く予定です。
皆様によろしくお伝え下さい。
ありがとうございました。

河村惠子




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2007’1/29
“アジア少女の自立支援”  
中日ボランティア賞と新聞記事
2006年 10月18日新聞記事より

新聞記事
中日ボランティア賞




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2007’4/28up
“アジア少女の自立支援”  
【セブからのカード】
カード

【セブからの手紙】
手紙


2007、3/15

ぐるーぷみるめの皆様

  この度は、衣類やその他役立つ品々を、ここセブ島パンタ・プリンセサに住む貧しい子供たちにお送りくださいまして、心からお礼申し上げます。
 これらの品をお送りくださるには、たくさんの労力がいることでしょう。皆様のグループと私たちを結び付けてくれた、河村恵子さんに感謝いたします。
 皆様のお陰で、ここの貧しい人たちはとても喜んでおりますし、もしこちらにおいで下されば、きっとそのことがわかります。毎週日曜日に、母子が集まる集会で、ゲームを楽しんでおりますが、その景品として使わせていただきます。

  皆様が今後も、河村さんが20年続けている立派なお仕事を手助けしてくださることを願っています。河村さんとは1986年からずっと親しくしています。私たちの国には、たくさんの貧しい人たちがおります。皆様の活動は自国にとどまらず、フィリピンのような貧しい国にも心をかけてくださっています。頂いた品物を子供たちに渡した後、恵子さんに写真を何枚かお送りするつもりです。

  皆様の努力に、神様のご加護がありますように。
  もう一度お礼申し上げると共に、皆様にセブでお目にかかれることを願っています。
SR.ANNE P SALIGUMBA.FMA



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2007’7/26
“アジア少女の自立支援”  
【会報 2007年5月】
会報P1
会報P2
会報P3
会報P4
会報P5
会報P6



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2007’7/26
“アジア少女の自立支援”  
【2007年6月16日リビング掲載記事】
070616


≪河村さんからのお便り6.≫

プラムフィールド様

いつもお世話になります。
日ごろ私たちの活動に対しまして、ご支援をありがとうございます。

さて私たちの活動もますます輪が拡がり、
フィリピン・カンボジアへの発送量も増えて参りました。
特に最近は衣類が増え、送料が追いつかない現状でございます。

つきましては、
衣類につきましては10月を以って
取り扱いを一時中止させていただきたくお願い申し上げます。
今後は当面 布地、洋裁小物、文具、楽器などを中心に
現地支援を進めたいと考えております。

勝手なお願いで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
なお先日お預かりしました衣類に関しましては、
責任を持ってフィリピン・カンボジアへ送らせていただきます。
以上よろしくお願いいたします。

セブの少女たちに布地を送る会
河村惠子
422-8004
静岡市駿河区国吉田6−15−53
TEL/FAX:054-262-5488
E-mail: maria_keiko55@yahoo.co.jp

プラムフィールドでは
『セブの少女たちに布地を送る会』の活動を
お手伝いします!!

セブの少女たちに布地を送る会(代表:河村惠子さん)は、
アジアの貧困層、路上生活の子供、女性たちの自立のための
基礎教育及び職業教育支援をしており、
その活動の一環として、
現地(フィリピン、カンボジア、ベトナム、パプアニューギニア)の
子供たちが必要としているものを
日本で集めて送っています。
プラムフィールドは、河村さんに賛同し、
その活動のお手伝いが出来ればと思っています。
みなさんのご協力をお願いします。

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★鉛筆 消しゴム クレヨンなど使いかけのものや、色がそろっていないものでも使用可能な状態であれば構いません

 プラムフィールドに寄付いただいたものは、すべて「セブの少女に布地を送る会」にお届けします。
「セブの少女に布地を送る会」では上記の物品が集った時点で仕分けをし、船便で送っています。
送付先や現地の様子などプラムフィールドからも皆さんに報告していきます。

≪直接贈ってくださる方≫
「セブの少女たちに布地を送る会」河村恵子
〒422-8004 静岡市駿河区国吉田6-15-53
TEL/FAX:054‐262‐5488
E-mail:maria_keiko55@yahoo.co.jp
≪持ち込んでくださる方・お問合せは≫
プラムフィールドまで♪
〒420-0882 静岡市葵区安東1-2-3 マロンコート1F
月〜金 10:00〜16:00
TEL/FAX 054-209-2021
HP http://www.geocities.jp/plumfield995/
ML plumfield9905@yahoo.co.jp
プラムフィールドでは
2008年11月より衣類の回収を一時中止
させていただきます。
ご協力よろしくお願いいたします。


≪河村さんからのお便り7.≫
2009年3月19日木曜日

プラムフィールド様

庭の杏の花が咲き始め、小鳥たちが毎日花をついばみにやってきています。
先日はご支援のお品をありがとうございました。
今日、19日箱詰めにしてカンボジアへ送らせていただきました。
蓑口あきこさんにもお礼のメールを入れておきました。
ありがとうございました。

セブの少女たちに布地を送る会
河村惠子


≪河村さんからのお便り8.≫
2009年11月5日木曜日

シスターヘレン来静

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